日本とアメリカとではお料理に使う計量カップのサイズが違うってこと、ご存知ですか?
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日本の1カップは200ccですが、アメリカの1カップはざっくり言うと250cc(正確には236.5cc)なんです!
私はアメリカ人の友人にお料理を習ってるんですが、材料のはかり方が日本とは違って本当に面白いですよ。秤で重さをはかるってことは滅多にありません。ほとんど全部計量カップで済ませてしまいます。
今日はそんな、計量カップにまつわるお話を。
アメリカでは計量カップが大活躍!
日本のキッチンにある計量カップと言うと、200ccと、あとは大き目のものとして500ccがあるのがスタンダードではないでしょうか?では、アメリカのキッチンはと言うと、、、
色々な大きさの計量カップ
アメリカではどこのスーパーでも売っていて、誰でも持ってるのがこれ!入れ子のような計量カップです。我が家にあるのはこんな感じ。
なんか、カワイイですよね(^^)♪
バラしてみると、、、
右から順番に
- 1cup (237ml)
- 1/2cup (118ml)
- 1/3cup (79ml)
- 1/4cup (59ml)
となっています。
日本のお料理の本には材料の分量は重さで書いてあったりしますが、アメリカのレシピではこれらの大小様々な大きさの計量カップが大活躍!
お砂糖もグラムではなく、3/4 cup sugar なんて書いてあります。すると、アメリカ人の友人は1/2cupと1/4cupを選んで砂糖の袋の中にザクッと入れて、袋の中でキレイにすり切りにして測ります。
もしもアメリカンクッキングをやってみようかなぁ〜と思われるなら、この入れ子の計量カップは一つ持っておくといいかもしれません。便利です!って言うか、これを持ってる前提で作り方が進んで行くので、ないとエラく効率が悪くなります。
日本でも買えます。1/8cupがついている5つセットのものもありますよ。
トゥルードゥ メジャーリングカップ 5pc |
アメリカの計量カップがこんな半端なサイズの理由
ところで、1カップ=236.5ccなんて、ずいぶん半端な数字ですが、これはアメリカの量を測る単位パイント(pint)から来ているからなんです。
1パイントは473cc、つまり、1カップは半パイントです。
でも、細かいところは丸めちゃって、ざっくりと240ccとか250ccとかで考えてもらっても特に支障はないと思います。
大さじ小さじは日本と同じ
大さじ小さじは日本の規格と同じく、大さじ=15cc、小さじ=5ccとなっています。大さじはtablespoon、小さじはteaspoonと言います。
レシピの中では大さじ=tbsp、小さじ=tspなんて省略されていてうっかり見間違えそうですが(汗)。
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アメリカ料理は計量カップと計量スプーンさえあればOK!
アメリカのレシピを見ていると、「え、こんなものまで計量カップで測るの!?」みたいなカルチャーショックを受けます。
例えば、、、ハムとパスタ入りのサラダを作ろうと思ったら、、、
【1/4 cup chopped, fully cooked ham】
ハムもこんなんして測れって言うし。。。
【1/4 cup corkscrew noodles, cooked and drained】
パスタまで計量カップで測るんかい!!うまくおさまらない。。。
こんなツッコミを入れながらも、無事夕飯のサラダが出来上がりました。(o^^o)
美味しかったですよ!
合わせる日本人、我が道を行くアメリカ人
国が変われば、使う器の大きさも変わる。不便だなぁ〜と思う反面、その違いを楽しんでもいる管理人カンブレです。特にお料理は、国の文化の根っこの所にあるんですものね。
それにしても、アメリカ人の我が道を行く強さが、独自の計量単位を使い続ける頑固さと重なって見えるカンブレです(笑)。強い国ですから、自分たちが変わる必要はなかったのかもしれません。
日本だって昔は尺貫法が日常でしたが、今では特別な場面でしか使っていませんものね。日本人は外のものを上手に取り入れるのが得意なのでしょう。
そんな日本人がこだわる最後の砦、それが元号なのかなぁ?・・・な〜んて、計量カップから始まって最後は元号に辿り着いた、平成最後の夏を迎えようとしているカンブレなのでした。
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