ここ最近「グレイヘア」という言葉をよく聞くようになりました。
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現在50代の管理人カンブレですが、実は30代の前半からずーっと白髪に悩まされ続けており、しかも歳を経るごとに髪全体に占める白髪の割合はますます増えて行くばかり。なので、これはとても切実で、同時に興味のあるテーマです。
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本にはおしゃれな女性たちが素敵な笑顔で次々と登場し、読み進むうち「あぁ、思い切って私も白髪を染めるのやめてグレイヘアにしようかしら?カッコイイかも。。。」
・・・なんて、すぐにその気になりやすい管理人カンブレです。
でもやっぱりハードルはかなり高いですよね。「もう染めるのや〜めた!」なんて決心はそう簡単にはできそうにありません。
そこで一度グレイヘアについてじっくりと検討してみようと思いました。管理人カンブレ、ついにグレイヘアに踏み出すのか!?
・・・それは最後に書こうと思います(笑)。どうぞお付き合いくださいね。
グレイヘアはただの白髪頭とは違う!?
昔から男性に対しては「ロマンスグレー」というとってもポジティブな響きの言葉がありました。が、これが女性に対して使われることはありません。女性の白髪頭にはなんとなく昔話に出てくるような「老婆」というイメージがつきまとっていませんか?
ところがところが。
昨今突如として脚光を浴びるようになったグレイヘアという言葉。これによって女性の白髪が急にお洒落なものとして注目されるようになったのです。
グレイヘアと聞いて連想するのはこんなイメージじゃないですか?
↓↓↓
う〜〜ん。。。老婆とはえらい違いです(笑)。単なる言葉の魔法?いやいや、グレイヘアとただの白髪の間には明確な線引きがあるはず。
もう少しその辺を探ってみましょう。
グレイヘアにした人たちのきっかけや理由は?
今ではグレイヘアを謳歌している女性たちも、ある時期までは白髪を染めていたわけです。けれどもそこには常にお悩みがありました。代表的なものをあげてみます。
【白髪染めにまつわる悩み】
- 白髪染めが面倒(二週間に一度は染めなくてはいけません)
- 白髪染めの染料で髪が傷む
- ヘアサロンにしょっ中通うので、お金がかかる
このお悩み、よ〜〜く分かりますよねぇ。。。
ただ私の場合は、もう15年くらいヘナで染めているので、髪が痛むということはまずありません。そこそこロングですが枝毛もなしです!
また、日頃は自宅で染めていて、ヘアサロンで染めてもらうのは年に二回くらい。。。なので特にお金が余計にかかるということもありません。
・・・けれども白髪染めが面倒・・・これはまさにその通り!
せっかく染めても一週間経ったくらいから髪の根元がちょこちょこ白くなって来るんです。二週間で「そろそろ染めないとな。。。」
ちょっと忙しくて三週間くらい放置してしまうと、もう限界。外出しても人の視線が自分の生え際に注がれている気がして(富士山頭って呼ぶそうです、笑)、、、かなり辛い(汗)。
あぁ、、、いっそ白髪を染めるのやめて、もうこのルーティンから解放されたい!!!
でも、やっぱり。。。
そんな、躊躇する彼女たちの背中を押したのが、グレイヘアの素敵な先輩たちと、それを好意的に伝えるマスコミの存在でした。
お手本となる女性たちの存在
従来より白髪の美しい有名人と言えば、女優の草笛光子さんや中尾ミエさん、また美容アドバイザーとして一時期一世を風靡した佐伯チズさんなどがすぐに思い浮かぶでしょう。
けれども、そうは言ってもこの方々は70〜80代。いつかはあんな風になりたいけれど、それはまだ「今」じゃない。揺れるアラフォー、アラフィフの白髪に悩む女性たち。
そんな彼女たちの前に現れたのが近藤サトさんや、グレイヘアモデルの宮原巻由子さんでした!
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・・・はぁ〜〜。ため息が出ます。これはもう、わざと白のメッシュ入れてるんじゃない?って思うほどにキレイ。
彼女らの存在はグレイヘア年齢をグッと引き下げたのではないでしょうか。次々とグレイヘアに関する本が出たり、雑誌やTVで特集が組まれたり。
そこから発せられたポジティブで強力なメッセージは、
【グレイヘアのポジティブなイメージ】
- 自然体で年齢に抗わない生き方をしよう
- グレイヘアは知性と自信のあらわれ
- アンチエイジングにガツガツする姿は逆にイタイ
「グレイヘア」と「ただの白髪」の違い・・・つまりそれは単に髪の色にとどまらず、自分自身が主体的に選び取る生き方のようなのです。
美魔女に執着するか、潔くグレイヘアになるか、まさに運命の分かれ道です!!
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手をかけないとただの老けたオバサンになる!
「でも、女優さんやモデルさんは元々の土台が違うし、見た目に手を掛けるのも仕事のうちだから、あのレベルを保てるんじゃないの?」
・・・確かに。ごもっともです。
だから、もしもグレイヘアという選択をするなら、たとえ一般人の私たちであっても「お仕事」くらいの気概を持って臨まないと、単なる「白髪染めをサボって久しいズボラなオバサン」の道を一直線に進むことになってしまいます。
美しいグレイヘアになるにはケアが必須!
白髪は、黒髪に比べて、パサつきやすく、うねりやすく、黄ばみやすい性質があります。メラニン色素の枯渇による水分・脂分の不足や、頭皮の老化による毛穴の歪みなどが原因ですが、トリートメントやオイルでマメにケアをしなければなりません。
ヘアスタイルを保つためにヘアサロンにも足繁く通う必要があります。ですから、髪に掛けるお金や手間は白髪を染めていた頃よりも逆に増えるかもしれません。
そのほか、薄毛という手強い敵もいます。白髪は色が薄い分だけ地肌が透けて、より薄毛に見えてしまいます。
また、気を使わなければいけないのは髪だけではありません。顔が疲れていたり、背中が丸かったりすれば、髪が白い分それこそ実年齢より10歳も20歳も老けて見えてしまいます。
「自然体で生きる」と「流れに任せて楽をする」と言うのとは、根本的に違うらしい。
グレイヘアはそこそこ修行の道のようです。
ちゃんとケアできれば、こんなに素敵
グレイヘアって結構大変。やっぱりキレイとズボラは両立しないですね。。。
でも、ここまで手を掛けてでも素敵なグレイヘアになれたなら、そこには今までとは違った世界が開けています。
【グレイヘアによるメリット】
- 白髪によるハイライト効果で、顔周りが明るくなる
- ヴィヴィッドやパステルカラーなど明るい色の洋服が似合うようになる
顔周りを縁取る髪の色が全体的に薄くなる分、ハイライト効果のように顔が明るくなります。これはくすみやすい年代としては嬉しい情報。
また、日本人の重たい黒髪には似合わないとされていたキレイな明るい色の服が、グレイヘアになると逆に似合うようになります!
「メイクが変わった」「ワードロープが総とっかえになった」など、グレイヘアの女性たちはそれまでの自分とは違ったオシャレを楽しんでいるよう。
40代、50代のグレイヘアはまだまだマイノリティーな存在
グレイヘアも悪くないかも。。。
そう気持ちが傾き始めた時、一番の障害になるのはやはり他人の目ではないでしょうか。これだけグレイヘアが注目され、2018年の流行語にノミネートされたと言っても、、、
やっぱり40代、50代のグレイヘアはまだまだマイノリティーな存在です。
- 「どうして染めないの?」
- 「まだ若いのにもったいない」
- 「白髪を染めるのは身だしなみの一部でしょう?」
そんな逆風の中を敢えてグレイヘアに踏み切るのですから、グレイヘアでいること、それ自体が強いメッセージを発することになります。
【グレイヘアが放つメッセージ】
- 同調圧力に負けず、自分の価値観を貫こうとする強い女性
- ロハスなライフスタイルの女性
- モードな前衛的な印象の女性
「ロハス」と「モード」では真逆の方向のような気がしますが、どちらも大衆迎合に逆って自分の価値観を貫くという点では一致していますね。
もちろん、そこまで気負わずにグレイヘアにしている方々もいるでしょうが、マスコミがプッシュして啓蒙しようとすればするほど、余計にこういったイメージがついてしまった感があります。
グレイヘアの応援コミュニティもありますよ。
マイノリティーな存在だからこそ、お互いに励まし合って背筋を伸ばして生きていこう。そんな女性たちの揺れる心が分かりますよね。
「自然体」と言うグレイヘアの生き方を体現するには、なかなか自然体ではいられない世間の皮肉な事情です。
ただ、それを逆手に取るなら、マイノリティーの今だからこそ、グレイヘアのアラフォー&アラフィフはかなり目立つ存在になれること間違いなし!とも言えるでしょう。
さぁ、あなたはどうする!?
結論・・・管理人カンブレはもうしばらく様子見
私はもう15年くらいヘナで髪を染めています。ヘナで染めると白髪がオレンジ色に染まります。この頃「わっ。オレンジ〜〜!!」と言われることが多くなりました。つまり、それだけ白髪の分量が増えて来たと言うことなんですが、こう言われるのが結構ヤだったりします。その度に「あ、ヘナで染めてるから。。。」なんていちいち説明してる自分がいたりして(笑)。
あぁ〜〜。いっそグレイヘアにしよっかなぁ〜〜〜!!
そんな動機から今回グレイヘアについてかなり前向きに検討してみましたが、結論としては、私はもうしばらく様子見することにします。
自分のズボラな性格から考えて、どうしたって「グレイヘアの美しい人」になれる自信がないんです。
グレイヘアに対する世間の逆風を跳ね返すストレスよりも、二週間に一度の毛染めの面倒くささの方を選ぶかな。
・・・ただ、それはまだ、50代の今だから。
60歳になったらもしかして、心境が変化しているかもしれません。ですから、その時「グレイヘアの美しい人」になれるよう、今から健康的なライフスタイルをしっかり定着させたいなと思っています。
そんなわけで、今日もエクササイズに励みま〜す!
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