夏みかんの保存には、やってはいけないことがあったってご存知でしたか!?
先日、夫の母方の実家から美味し〜〜い大島夏みかんが箱ごと届きました!
大島と言っても伊豆大島ではなく、山口県の周防大島です。夫はアメリカ人ですが半分は日本の血が入ってるんですよ。みかん農家をしていた祖父母はとうに亡くなり実家も今は空き家ですが、みかんの樹だけは健在で毎年実をつけるのを従姉妹たちが収穫し、送ってくれました。
普段手入れをしていないので見た目は悪いのですが、味は最高!!しかも勝手になってる実ですから農薬ゼロ。皮まで食べられる。。。
とても夫婦二人では食べきれないので、ご近所やお友達におすそ分けしたら「みずみずしくて甘い!美味しかった〜〜」と、とても喜んでもらえました。
それでも余ったので残りはゆっくり食べようと思ったのですが、何せ毎日暑いですから悪くなるのも早いかなと思って、何も考えずにやってしまったあのことが、、、まさかあんなに美味しかった夏みかんを台無しにしてしまうなんて!!(泣)
今日はそんな悲しい経験をして学んだ、夏みかんの保存方法をお伝えしますね。
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夏みかんの保存方法
私、夏みかんの保存方法なんて知らなかったんです。だって、ダンボール一箱も夏みかんをもらう経験なんて初めてでしたから。
で、良かれと思ってやったことが、、、
これはNG!冷蔵庫にそのまま入れる
そう。冷蔵庫の野菜室にそのまま放り込んだんです。・・・で、何日かして、さぁ、食べよっかなぁ〜と思ったら、、、
ん?
パサパサしてる!?ぜんぜん甘くない!!(>_<)
あのみずみずしくて、甘〜〜い大島甘夏みかんはどこへ行ってしまったんでしょう?それとも、これはたまたまハズレの玉だったかな?そう思って、2個目、3個目とむいてみましたが、どれもパサパサ。甘さも抜けていました。
今までは食べたのはどれ一つとしてハズレがなく、ジューシーで甘かったのに、です。
じゃあベストな保存方法は?
時既に遅しでしたが、二度と失敗しない為にしっかり調べてみました。そしたら、、、冷蔵庫にそのまま入れるのはNG!でした(泣)。
冷蔵庫は乾燥しているので皮がシワシワになり、苦味が出てしまいます。また、冷やし過ぎとなり、低温障害を起こして不味くなってしまうのです。
基本的には、夏みかんを保存する時は、
- 常温で風通しの良い場所においておく
これがベスト!
そして、バラバラに個別で保存するのが望ましいです。なぜなら、果物は傷んだものがあると、伝染するように隣り合っているものも傷んでしまうからです!
箱に入れたままにする場合でも、まず最初にひとつずつチェックして傷んだものがあれば別にして、優先的に食べるようにしましょう。
そして、少々手間がかかりますが、新聞紙・みかん・新聞紙・みかん・・・と言うように層にして入れておくと持ちが良くなりますよ。フタは開けておきましょう。
ついつい冷蔵庫に入れたくなっちゃいますが、室温がそう高くないうちは、これで問題ありません。むしろ、美味しく保つには肝心です。
ただ、暑くなって室温も上がって来るとやっぱり悪影響は出ちゃいますね。
■室温が高くなる季節に冷蔵庫に保存するなら
大切なのは、直接冷蔵庫の風が当たらないようにすることと、冷やし過ぎないようにすることです。そのために必要なのは、個別に新聞紙などでしっかり包むことが大切。新聞紙を包んでからポリ袋に入れれば尚良し!そして、野菜室に入れてください。
こうすることで、包み紙が温度を調整してくれますし、乾燥も防いでくれます。さらに風の当たりづらい野菜室に入れておけば安心ですよね。
室温がそれほど高くなければ冷蔵庫に入れる必要はありませんが、帰宅時にドアを開けたら部屋の中が「暑〜〜〜っ」という季節になったら、このようにして保存しましょう。
どのくらい持つの?夏みかんの保存期間
上記のような保存の方法で、
- 常温の場合→1〜2週間
- 冷蔵の場合→1〜2ヶ月
ただし、お店で買う場合は収穫してから実際のところどのくらい経ってるのかとか、分からない部分もありますので、あくまでも目安です。
冷凍保存ってどうなんだろう?
ところで、私の子供の頃には普通の小さなみかんは冷凍して食べたりしました。シャーベットのようで好きだったなぁ。。。昔は特急列車のお供と言えば、透明の容器に入った緑茶と冷凍みかんと決まっていたんですよ。
じゃあ、大玉の夏みかんは冷凍保存できないのかな?と思って調べてみましたが、ネガティブな意見が多かったです。なぜなら、低温障害を起こすから。
でも、ちょっと気になったので、冷凍してみちゃいました〜
そしたら、、、やっぱり、、、味がなくってお世辞にも美味しいとは言えない代物でした。仕方ないので自家製ヨーグルトや人参、牛乳と混ぜてスムージーに。
そしたら結構イケましたけどね!でもやっぱり、普通に食べるのが一番かな(笑)。
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捨てるところなし!夏みかん
農薬を使っていない夏みかんなら、安心して皮まで食べられます。
そこで、初めて挑戦したピール。
ほんのり口の中に広がる苦味が大人の味。
美味しくってあっと言う間に食べちゃいました(笑)。
色んなレシピがありますが、私はこんな感じで。
夏みかん1個分の皮に対して、
- 砂糖・・・皮の分量の半分の重さ
- 水・・・100ccほど
皮を縦に細く切って砂糖と水と一緒に、焦がさないように気をつけながらひたすら煮ます。
水分がなくなった頃、洋酒をちょこっと加えて完成!
簡単簡単♪何たって、私でも出来ましたから(笑)
夏みかんに恋してしまった。。。
実は私、夏みかんってあんまり好きじゃなかったんです。
だって、、、外側の皮をむいた後も、小袋のうす皮を一つ一つむかなくちゃいけないなんて面倒じゃないですか?(^^;;
それで今年、箱で夏みかんが届いた時も、「えーっ。夫婦二人でどうやって消費しよう。。。」なんて、実はちょっと途方に暮れたんです。
それが、ひょんなことから美味しいみかんをダメにしてしまったせいであれこれ調べたり、せめてもの罪ほろぼし(?)にピールを作ったりしているうちに、すっかり夏みかんのファンになってしまいました!
人間って失敗からでもちょこっと世界が広がったりするんですね♪
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