ヨーグルトメーカー、相変わらず人気ですね〜。
ヨーグルトはもちろん、発酵食品への視線の熱さは、やはり皆さんの腸内環境改善への関心の高さに比例してるんでしょうか。
我が家も私の花粉症対策&ダイエット(欲張り)、そして夫の糖尿病対策のために夫婦で毎日せっせとヨーグルトを食べています。
市販のヨーグルト400gパックを買って来るんですが、本当に「あっ」という間になくなってしまいます。
そこでコスパを考えた結果、ついにヨーグルトメーカーを購入して自宅でヨーグルト作りを始めることになりました!
ところで、いざ「ヨーグルトメーカーが欲しいなぁ〜」と思った時、いろいろ迷っちゃいます。
- 無精者の私でも使いこなせるの?
- やっぱり値段が高いものの方がいいの?
- それぞれのメーカーの特色は何?
などなど。
いったい何を基準に選んだらいいんでしょう?
高価なものを買ったはいいけれど結局使いこなせず宝の持ち腐れじゃもったいないし。かと言って、この辺でいいかなんて妥協して、後から悔しい思いをするのもイヤだし。
そこで、今人気の機種をいくつかピックアップして徹底検証してみました。
記事の後半では、私が実際に購入した機種の使い勝手や満足度、また購入前に重視した点が実は微妙に的外れだったことなどもお伝えしたいと思います。
ぜひ、ご自分にぴったりのヨーグルトメーカーを見つけてくださいね♪
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口コミでも大人気のヨーグルトメーカーはこの機種!
今回はAmazonで「ヨーグルトメーカー」と検索して1ページ目に表示されるものの中から、特に良く売れているものをピックアップしてみました(2018年4月現在)。
ザックリ言って、以下のような点を頭に入れて比較すると分かりやすいです。
- 【値段】価格帯は大別して1万円前後のものと三千円前後のものとに分かれるらしい。
- 【使い勝手】温める時、牛乳パックをそのまま使うものと、別容器に移して温めるタイプがある。
- 【機能】温度の設定が細かくできるものと、固定されているものがある。
では実際に比較表を使って確認して行きましょう。
まずは価格、温め方、温度設定の3ポイントを比較表で見る!
ではまず、価格、温め方、温度設定の3点に絞って比較表にしてみます(並び順は価格の安い順ですが、あくまで2018年4月時点での参考価格ですのでご了承ください)。
メーカー機種名 | 画像 | 参考価格 | 温め方 | 温度設定 |
---|---|---|---|---|
和平フレイズ SO-161 | 1,744 | 牛乳パック | 40-45℃で固定 | |
TO-PLAN TKSM-020 | 2,267 | 牛乳パック | 25℃前後と 40-45℃の二択 |
|
RIORAND | 2,390 | 牛乳パック | 25-60℃(1℃刻み) | |
FDLH | 2,680 | 牛乳パック | 25-60℃(1℃刻み) | |
アイリスオーヤマ IYM-012 | 2,980 | 牛乳パック | 25-65℃(1℃刻み) | |
タイガー CHF-A100-AC | 3,326 | 牛乳パック | 20-60℃(1℃刻み) | |
山善 YXA-100 | 3,426 | 別容器 | 25-65℃(1℃刻み) | |
i-WANO | 3,499 | 牛乳パック | 25-65℃(1℃刻み) | |
アイリスオーヤマ IYM-013 | 5,322 | 牛乳パック | 25-65℃(1℃刻み) | |
クビンス KGY-713SM | 9,892 | 別容器 | 20-65℃(1℃刻み) | |
TANICA YS-01 | 10,800 | 別容器 | 25-70℃(1℃刻み) |
では一機種ずつ、もう少し細かく見て行きましょう!
それぞれの説明の最後には、管理人カンブレの好みと独断による【カンブレおすすめ度】も載せておきます♪
低価格の2機種は温度設定が固定されている
【和平フレイズ ソレアード ヨーグルトメーカー SO-161】
とってもお手頃価格です!!
電源プラグをコンセントに差し込むと、温めが始まります。
温度は40〜45℃の間に固定されていますが(メーカーFAQによる)、プレーンヨーグルトを普通に作りたいだけという人にはこれで十分でしょう。
ただ、カスピ海ヨーグルトやケフィアは発酵温度が20〜25℃なので、いずれそちらも作ってみたい・・・という人にはオススメできません。
すぐに物足りなくなってしまうのではないかな?と言うのが私の印象です。
【カンブレおすすめ度 ☆☆】
***
【TO-PLAN(トープラン)ヨーグルトメーカー TKSM-020】
一方、TO-PLANのヨーグルトファクトリーには二種類の温度設定ボタンがついています。
一つはカスピ海ヨーグルトやケフィア用の20〜25℃の温度帯、もう一つは40〜45℃のプレーンヨーグルト用です。
プレーンヨーグルトとカスピ海ヨーグルト、どちらも網羅しているのは嬉しいですね。
ただし、細かい温度設定が出来ないので、ビフィズス菌や乳酸菌などプロバイオティクス入りのヨーグルトを作りたい人には不向きかもしれません。
それぞれの菌には一番増えやすい最適の温度があるので、1℃ずつ温度設定のできる機種が欲しくなるかもしれませんね。
また、甘酒は発酵温度が60℃なので、このタイプでは作れません。
どうせなら、いつか甘酒を作ってみたい!塩麹も作りたい!そんな欲が出て来そうな人は、もう少し高機能な機種の方がいいでしょう。
【カンブレおすすめ度 ☆☆】
何にこだわって選ぶ?三千円前後の価格帯の機種
三千円を中心として上下千円ほどの価格帯に多くの機種が集中しています。
この価格帯で取り上げた6機種はどれも温度設定が20℃(または25℃)から65℃(または60℃)まで、1℃刻みでができるものばかりです。
また、タイマーについても、1機種を除いてはすべて1〜48時間の間で1時間刻みに設定できます。
こうなると、どれも一緒に見えるのですが、、、細かく見ていくと多少違いが見えて来ます。
では、一つずつコメントしますね。
***
【RIORAND】
二千円台の前半で、これだけの機能がついているなんて、お得感満載です!
<付属品>
- レシピ
- 計量カップ
- スプーン
- 保存用専用容器
口コミによると「スタートボタンがない」ということでしたので、タイマーをセットしたと同時に温めが始まることになりますから、その辺の使い勝手は微妙。。。
また、「付属のスプーンがペラペラ」「メーカー名が見当たらないため発火などのトラブルが起こらないか心配。。。」といった声も聞かれました。
説明書きにちょっと日本語が「?」の部分があるので、恐らく海外のメーカーさんでしょう。
この辺をどう捉えるか、価格の安さを取るか、、、ですね。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆】
***
【FDLH】
タイマーが60時間まで設定できるというFDLH。
<付属品>
- 珪藻土コースター付き
- 牛乳パック用キャップ
- レシピ
レビューも概ね良さげです。
ただし、1000mlの牛乳パックの底まで届く柄の長いスプーンは付属品として付いていないようですので、別でそちらを購入するとなると、他機種との価格差は感じられないかもしれません。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆】
***
【アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム IYM-012】
Amazonのホーム&キッチンのカテゴリーでランキングのトップ10を推移している(2018年4月現在)ベストセラーです!。
とにかく使いやすいです。
20年以上カスピ海ヨーグルトを作っています。今までは、冬はコタツの中で作っていたのですが、
この製品は使いやすくて大満足してます。
デザイン・機能性・手入れのしやすさ、さすがアイリスオーヤマと思いました。
引用元:価格.comレビュー
<付属品>
- 保存容器
- 水切りカップ
- 牛乳パック用ふた
- 専用スプーン
- レシピブック
ギリシャヨーグルト用の水切りカップも付属している所など、嬉しいですよね。
タイマーが終わった時、ブザーが鳴ればもっと良いのにという声もありました。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆☆】
***
【タイガー ヨーグルトメーカー CHF-A100-AC】
有名なメーカーさんですので信頼感がありますね。
アイリスオーヤマより、ひとまわりスリムです。
口コミでは国産メーカーに対する信頼も熱く。
Amazonのカスタマーレビューはなんと、星4.7!!
もっと売れていい商品!
(前略)
タイガーのこちらの商品を取り出して持ってみて違いを感じました。
スカスカ感もないし、カタカタもしない。とてもしっかりした作りです。安心感があります。
さすが日本製。正直、最初は今時ツマミってどうなの?って思ってましたが、実際使ってみるとコレが結構いいです。
ボタン式だと設定になるまで押し続けないといけないですが、ツマミだと設定がアっという間です。(後略)
引用元:Amazonカスタマーレビュー
<付属品>
- キャップ
- スプーン
- 発酵容器
- 発酵容器フタ
付属の牛乳パック用のキャップがしっかりと包み込むようなデザインなので、ガシッとはまって外れそうにないのはいいですね。
温度設定やタイマー設定をつまみで合わせられるので、アナログ的な方が好みという方にはオススメです。
レビューには温度設定が20〜60℃ではなく、25〜65℃だったらもっと良かったのに!という声もありました。
低温調理器としてより使って行きたい人は最高設定温度も機種選びのポイントになりますね。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆☆】
***
【山善(YAMAZEN))ヨーグルトメーカー YXA-100】
この価格帯の中で唯一牛乳パックを使わずに別容器に移すタイプです。
<付属品>
- 発酵容器(1000ml)
- 小分けボトル(150ml)×4本
- レシピブック
背が低い分、場所は取りますが、こちらの方が好みという方もいるでしょう。
低温調理器としても使うなら底面積が広いこのようなタイプの方が使い勝手が良いですからね。
発酵容器のメモリは1000mlまでだけれど、ギリギリ1200ml入ると言うレビューがありました。ですから、1000mlの牛乳パックを全部使って、そこに種菌をプラスしても大丈夫ですね!
発酵容器がもう一つ付いていると便利と言うレビューがありました。
確かに。。。
別売の発酵容器を購入すると本体を買うのと大して変わらない値段!というレビューもありました。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆】
***
【i-WANO】
<付属品>
- スプーン
- 1,000ml容器
- クリップ2個
- レシピ集
付属のクリップは普通の目玉クリップと変わらなく見えます。つまりは、家にある目玉クリップでとめれば充分と言うことですね。(^^)
特に他と差別化できるような点は見当たりませんでしたが、良心的な商品のようです。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆】
以上が、三千円前後の価格帯6機種の比較となります。
アイリスオーヤマ IYM-012の後継上位機種 IYM-013
【アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー IYM-013】
五千円台という、他と比べるとちょっと高めのお値段のアイリスオーヤマ IYM-013は、ベストセラー IYM-012の後継上位機種です。
温度設定の幅もタイマーの幅も IYM-012と同じ。
では何が売りなのでしょう?
実は、、、自動メニューが付いているんだそうです!
人気の飲むヨーグルトもボタン一つで作れる!・・・というわけです。
もちろん、、、他の機種でも飲むヨーグルトは作れます。温度や発酵時間をそのように設定すればいいのですから。
また、プレーンヨーグルトに牛乳を足して撹拌(かくはん)して、、、というレシピもありますね。
ただ、それをボタン操作一つで出来るようにしたところは企業努力だなぁ。。。と思います。
飲むヨーグルトモードが美味しくて素晴らしい
ヨーグルトメーカーで検索すると、ちょっと他より高いと感じますが、発酵用容器が2個と攪拌棒と柄の長いスプーンなど、ヨーグルトメーカーを購入した後に必要になるものがフルセットで揃う、お得で便利なセット内容となっています。
そこのところは、ちょっと痒いところに手がとどくような感じで、さすがアイリスオーヤマだと感心しました。(後略)
引用元:Amazonカスタマーレビュー
<付属品>
- 水切りカップ
- 牛乳パックの蓋キャップ
- 種菌計量スプーン
- 飲むヨーグルト用かき混ぜ棒
- 調理用容器(900ml)
付属品もIYM-012と比べてずい分良くなってるという印象ですね。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆☆】
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ヨーグルトメーカーに1万円出せるなら
さぁ、いよいよ1万円前後の価格帯のヨーグルトメーカーからも2機種、見てみましょう。
両方とも、別容器に牛乳を移して発酵させるタイプですね。
【クビンス KGY-713SM】
韓国のメーカーのようです。
<付属品>
- ヨーグルト容器セット(容器2個、ハンドル1個、蓋1個)
- チーズフィルタ1個
- 納豆用漏斗1個、納豆用容器1個
- レシピブック
さすが、1万円とあって、容器は2つ付いて来ますね。もちろん水切り用のフィルタも付属。納豆用の容器など別になっているのは、、、使い回ししたくない!というカスタマーへの配慮でしょうか。
カバーしている温度も20〜65℃と、他よりも広いです。
他のメーカーに比べると、デザインがシャープでカッコイイから好み!という方もきっといらっしゃることでしょう。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆】
***
【タニカ ヨーグルティアS YS-01】
次々と安価で性能の良いヨーグルトメーカーが発売される中、タニカは値段が高いせいか最近はちょっと敬遠されているようです。
けれども、細かい機能、使い勝手などはさすがに充実していますね。
- タイマーが最短30分でセット出来る
- 温度設定の最高が70℃まで
- コードを底部分に収納できる。
色は写真のグリーンの他、ブルー、ピンク、ホワイトがあります。
<付属品>
- 内容器(ポリプロピレン製)2個
- レシピ集
- 専用スプーン
容器はもちろん2つ付属。
レシピ集も「今日の料理」でも有名な髙城順子先生の協力で、80ページ・76品目の充実ぶりです。
【カンブレおすすめ度 ☆☆☆☆】
管理人カンブレが選んだヨーグルトメーカーはこれ!
ここまで計11機種について徹底検証して来ました。
こんなに色々リサーチした管理人カンブレですがが、あれこれ迷った末、購入した機種は、、、
ジャ〜〜ン!!
これです!
そう、アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム IYM-012
価格、機能や使い勝手、メーカーの信頼性、、、これらを総合的に判断した結果、決定しました。
・・・なぁ〜んて言うとカッコいいですが、「安いし、みんな買ってるし。。。」
最後は安直にポチッとしてしまいました(汗)。
概ね満足です。
我が家のキッチンでも初回から失敗もなく稼働中。
写真はちょうど、花粉症にいい!という、ビフィズス菌BB536配合の森永ビヒタスを種菌に使ったプレーンヨーグルトが出来上がった所です♪(→花粉症に効くヨーグルトおすすめはどれ?7品目比較と私のNo.1!)
狭いキッチンにも場所も取らずいい感じに収まってます♪
ただですね、、、使ってみて初めて分かったこともありますので、次にその辺を皆さんにお伝えしますね。
牛乳パックを使って温めるタイプにこだわっていた私の落とし穴
何と言っても面倒臭がり屋で無精者の管理人カンブレですから、とにかく手間は少なくということで「牛乳パックを使って温めるタイプ」にこだわっていた私でした。
何故かと言うと、
- 毎回の熱湯消毒が面倒くさい!
- 他の容器を使って雑菌が入ったらイヤ!
- 牛乳パックそのまま使えるなら、手軽でいい!
こんなトホホな理由からなんですが、実際にヨーグルトを作り始めて分かったことは、
- 牛乳に種菌を入れてからかき混ぜるので、結局スプーンを毎回熱湯消毒しないとダメ。
- 出来上がったヨーグルトから、種菌を取り分けるので、結局他の容器を使う。
- 1000mlの牛乳パックの底までキレイにヨーグルトをすくうのは思いのほか大変だった。
付属のスプーンが微妙に短くて、毎回手を汚しながら底まで必死に掻き出してます(笑)。
あと、付属の「牛乳パック用ふた」というのを被せても、しっかり固定されずに浮いて来てしまう、、、という難点もあり。
それでも満足、アイリスオーヤマ IYM-012
じゃあ、他の機種にすれば良かったと後悔しているのかと言うとそうでもなくて、今の私にはこれがベストだなと思っています。
本体も付属品も作りがしっかりしていると思います。
レシピブックがもうちょっと充実してたらなぁ。。。と思わなくもないですが、それはネットで検索すればいいことですし。
今はこれで充分オッケーです!(^^)
夢は広がるヨーグルトライフ♪
飽きっぽい私に、ヨーグルトを毎日食べる、しかもそのヨーグルトを自宅で作る、そんなことが続くのかしら?と思っていました。
ところが、意外や意外。
当たり前に淡々とヨーグルトライフは続いていて、そろそろ我が家の生活スタイルに定着したかな?という感じです。
とにかくヨーグルトを食べ続けて、腸内フローラを整えて、健康維持をしなくっちゃ!という、アラフィフゆえの、強迫観念とも言える縛りと、
食費、少しでも安くあげたい!という、主婦のモチベーション。
この二つが合わされば無敵です!(笑)
そろそろ、プレーンヨーグルトばかりでなく、カスピ海ヨーグルトやギリシャヨーグルト、飲むヨーグルト、その他の発酵食品や低温調理のレシピなんかにも挑戦したいなぁ〜〜という意欲も湧いて来ました。
皆さんもぜひ、納得の機種選びをして、ヨーグルトライフを楽しんでくださいね!
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