糖質制限で糖尿病は悪化する!?医者から聞いた驚きのその理由

「痩せたいなぁ〜〜〜」

「そろそろ会社の健康診断だけど、今年はちょっと数値が心配だなぁ。」

・・・なんて思った時、皆さんが手っ取り早く飛びつきたくなるのは糖質制限ではないでしょうか?

確かに炭水化物の取りすぎ=太るは真実ですから、糖質をカットすれば当然痩せます。

ところが、安直にただ炭水化物を食べなければいいんだ〜などと考えて過激な糖質制限に走るとかえって健康を害してしまい、危険なのだそうです。

実は、管理人カンブレの夫(アラフィフ)は、30代から2型糖尿病を患っております。

もはやメタボを通り越しての糖尿病。。。

ですから我が家と炭水化物とのつき合いにはそれはもう、長〜い歴史があります(笑)。

ずっと炭水化物を目の敵にして、でも誘惑には勝てなくて。。。なんてバトルを繰り返して来ましたが、最近、夫の主治医が「実は炭水化物も大切だ」なんて言い出したもんですから目が丸くなりました。

今日はそんなお話を。

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炭水化物が必要なワケ

糖尿病の夫の血糖値を上げてはいけない!

ちょっと大げさですが、これは私のミッションなんです。

糖尿病の合併症は恐いですから、出来るだけ長く元気でいてもらいたい。。。

糖分を摂取すると血糖値は上がりますから、うちではお米を炊かないというのが我が家の常識でした。

ちょっとでも夫の口に入る糖分を少なくしようと必死で頑張ってたんです。

ところが、ですよ、昨日の常識が今日の非常識。

最近、夫の主治医が炭水化物の必要性について説くようになったんです。

「え〜!今までの取り組みは何だったの!?」と、ちょっと力が抜けましたが、医療の現場は日進月歩、体のしくみが解明されるにつれお医者さんも情報をアップデートしているんですね。

大切なのは腸内環境

今は腸が注目されている時代、ここでも出てくるのはやっぱり腸内環境です。

腸内に住む細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌(善玉でも悪玉でもない)があり、この3つにバランスは2:1:7であるのが良いと言われています。

悪玉菌の割合が優勢になると、糖尿病をはじめ、ガンやら動脈硬化らや認知症やら・・・色んな病気の原因になるのです。

炭水化物をエサにする善玉菌とタンパク質をエサにする悪玉菌

善玉菌の代表とも言えるビフィズス菌は糖をエサにしています。

つまり、善玉菌が増えるためには炭水化物が大切な役割を担っているのです。

反対に、悪玉菌である大腸菌やウェルシュ菌はタンパク質をエサにしています。

ウェルシュ菌は普段は少数派なのですが、善玉菌が減って来ると俄然暴れ出します。

そうすると、様々な有害物質が生み出されて、便秘やら下痢やら肌荒れらや・・・果ては深刻な病気まで引き起こすと言うわけです。

極端な糖質制限は危険!

善玉菌がエサである糖を分解するプロセスは発酵と呼ばれています。

対する悪玉菌がエサであるタンパク質を分解するプロセスは腐敗と言い、この過程で有害物質が発生します。

・・・つまり、ステーキをたらふく食べたいから、ご飯は抜いて糖質制限でカロリーオフ!な〜んてやって帳尻合わせた気でいると、腸内ではどんどん腐敗が起こっている・・・!と言うことになるのです。

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要は、正しい糖質制限が大切

じゃあ、だからと言って、

「なぁ〜んだ〜。炭水化物も食べていいんだぁ〜♪」

なんて気楽になって食べ過ぎると今度はまた血糖値が上がり、これもまた深刻な状況を引き起こします。

「じゃあ、一体どうすればいいんだぁ〜!!」

と、叫びたくもなりますが、ふと思い返せば昔から言われていました。

腹八分目、野菜多めのバランスが取れた食事、これをちゃんと実行すればいいんですよね。。。

そんなわけで、我が家では最近ご飯をよそう時グラム数をちゃんと測るようにしていますよ。

夫の糖尿病対策にかこつけて、自分がキレイに痩せたいな〜なんて目論んでいる今日この頃です♪

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